ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

ヘブライ語と英語のインターリニア旧約聖書を日本語訳にしています。

申命記32章 翻訳途中

申命記32章

天よ!耳を傾けてください!そうすれば、私は話します。 
そして、私の口の言葉を地に聞かせてください!
1 天よ。耳を傾けよ。私は語ろう。地よ。聞け。私の口の言葉を。

私の教えは雨のように下り、私の言葉は露のように蒸留されます。 
柔らかい草に降る小雨のように、そして、ハーブに降るにわか雨のように。
2 私の教えは、雨のように下り、私の言葉は、露のようにしたたる。若草の上の小雨のように。青草の上の夕立のように。

私は主の御名を告げ知らせます。 
あなたがたの偉大さは私達の神のおかげですと考えなさい!
3 私が主の御名を告げ知らせるのだから、栄光を私達の神に帰せよ。

我が岩、このお方の御業は完全{完璧}です。 
なぜなら、神のすべての道は正義だからです。
神は誠実であり、不正がなく、正しくて正しい神です。
4 主は岩。主の御業は完全。まことに、主の道はみな正しい。
主は真実の神で、偽りがなく、正しい方、直ぐな方です。

腐敗はこのお方のものですか? いいえ。このお方の子供達のものは傷んでいます。曲がった、ひねくれた世代。
5 主をそこない、その汚れで、主の子孫達ではない、よこしまで曲がった世代。

愚かで思慮のない者達よ!あなたがたはこのように主に報いるのですか?
あなたを手に入れたのはあなたの父親ではないですか? 
神はあなたを創造し、あなたを堅く立て上げたのではありませんか?
6 あなたがたはこのように主に恩を返すのか。愚かで知恵のない民よ。主はあなたを造った父ではないか。主はあなたを作り上げ、あなたを堅く建てるのではないか。

昔のことを思い出し、何世代にもわたる年月を考えてください!
あなたの父親に尋ねなさい!そうすれば彼はあなたに宣言するでしょう。
あなたの長老達、そして、彼らはあなたに告げるでしょう。
7 昔の日々を思い出し、代々の年を思え。
あなたの父に問え。彼はあなたに告げ知らせよう。長老達に問え。彼らはあなたに話してくれよう。

「 いと高き方は諸国民にその相続地を与え、人の子孫達を分けた時、イスラエルの子の数に応じて諸国民の境界を定められました。
8 「いと高き方が、国々に、相続地を持たせ、人の子孫達を、振り当てられた時、イスラエルの子孫達の数にしたがって、国々の民の境を決められた。

主の分け前は主の民であり、その相続財産はヤコブです。
9 主の割り当て分はご自分の民ですから、ヤコブは主の相続地です。

彼は荒れ地、荒れ地、うなり声の荒野で彼を見つけました。 
彼は彼を取り囲み、世話をし、目の瞳{リンゴ}のように保ちました。
10 主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分のひとみのように、これを守られた。

巣をかき回し、雛の上に留まり、羽を広げ、羽を掴み、羽に乗せる鷲のように。
11 鷲が巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に載せて行くように。

主だけが彼を導いたのであり、彼とともに外国の奇妙な神はいませんでした。
12 ただ主だけでこれを導き、主とともに外国の神は、いなかった。

神は彼を地の高い所に乗らせて、彼は野の実を食べました。 
そして、彼は彼に岩場から蜂蜜を吸わせて、火打ち石の岩から油を吸わせました。
13 主はこれを、地の高い所に上らせ、野の産物を食べさせた。
主は岩からの蜜と、堅い岩からの油で、これを養い、

牛の凝乳{豆腐のカード}、羊の乳、子羊の脂肪、バシャン種の雄羊、雄やぎ、小麦の腎脂肪を含んでいます。そして、あなたが最も泡立つ葡萄酒を飲んだ葡萄の血。」
14 牛の凝乳と、羊の乳とを、最良の子羊とともに、バシャンのものです雄羊と、雄やぎとを、小麦の最も良いものとともに、食べさせた。あわ立つ葡萄の血をあなたは飲んでいた。」

しかし、エシュルンは太り、足で蹴りました。
――あなたは太り、太り、醜くなった。――
そして、自分を創造した神を捨てて、自分の救いの岩を非難しました。
15 エシュルンは肥え太った時、足でけった。あなたはむさぼり食って、肥え太った。自分を造った神を捨て、自分の救いの岩を軽んじた。

彼らは異様な神々とのねたみを引き起こし、忌まわしいことで主を刺激しました。
16 彼らは異なる神々で、主のねたみを引き起こし、忌みきらうべきことで、主の怒りを燃えさせた。

彼らは神ではない悪霊ども、彼らの知らなかった神々、あなたがたの先祖達が恐れなかった最近現れた新しい神々にいけにえを捧げました。
17 神ではない悪霊どもに、彼らはいけにえを捧げた。それらは彼らの知らなかった神々、近ごろ出てきた新しい神々、先祖が恐れもしなかった神々だ。

あなたを産んだ岩について、あなたは無関心で、あなたを産んだ神のことを忘れました。
18 あなたは自分を生んだ岩をおろそかにし、産みの苦しみをした神を忘れてしまった。

主は御自分の息子と娘達の挑発を見て、それを退けました。
19 主は見て、彼らを退けられた。主の息子と娘達への怒りのために。

そこで、主は言われました。
「 わたしは彼らから顔を隠す。彼らの最後がどうなるか見てみよう。
なぜなら、彼らは非常に臆病な世代であり、忠実さのない子供達だからだ。
20 主は言われた。
「わたしの顔を彼らに隠し、彼らの終わりがどうなるかを見よう。
彼らは、ねじれた世代、真実のない子孫達ですから。

彼らは、私を神なき者へのねたみに駆り立てた。 
彼らは虚栄心で私を挑発した。そして、わたしは彼らを無民の嫉妬に駆り立てよう。
卑劣な国民で彼らを挑発しよう。
21 彼らは、神でないもので、私のねたみを引き起こし、彼らのむなしいもので、私の怒りを燃えさせた。私も、民ではないもので、彼らのねたみを引き起こし、愚かな国民で、彼らの怒りを燃えさせよう。

というのは、火がわたしの鼻の中で燃え上がり、陰府の奥深くまで燃え上がり、その産物とともに地を食い尽くし、山の麓を焼き尽くすからだ。
22 私の怒りで火は燃え上がり、よみの底にまで燃えて行く。地とその産物を焼き尽くし、山々の基まで焼き払おう。

わたしは彼らの上にわざわいを積み上げる。わたしは彼らにわたしの矢を費やす。
23 わざわいを彼らの上に積み重ね、私の矢を彼らに向けて使い尽くそう。

飢えによる荒廃、火の矢によるむさぼり食い、そして、痛ましい滅び。 
そして、私は塵の這うものの毒で獣の歯を彼らに送る。
24 飢えによる荒廃、災害による壊滅、激しい悪疫、野獣のきば、これらを地をはう蛇の毒とともに、彼らに送ろう。

剣がなくなれば、部屋には恐怖がなくなる。
若者と処女の両方を殺し、白髪の男と乳を飲む。
25 外では剣が人を殺し、内には恐れがある。
若い男も若い女も乳飲み子も、白髪の老人もともどもに。

わたしは彼らを終わらせ、人々の間から彼らの記憶をなくしてやろうと考えた。
26 私は彼らを粉々にし、人々から彼らの記憶を消してしまおうと考えたであろう。

わたしが敵の挑発を恐れたのは、彼らの敵対者が不当な罪を犯さないように、また、『 私達の手は高められている。主がこのすべてを成し遂げられたのではない。』と言わないようにするためではなかったのか。」
27 もし、私の敵のののしりを気づかっていないのだったら。—彼らの仇が誤解して、『われわれの手で勝ったのだ。これはみな主がしたのではない』と言うといけない。」

彼らは助言を得ることがない国民であり、理解力もないからです。
28 まことに、彼らは思慮の欠けた国民、彼らのうちに、英知はない。

もし、彼らが賢明ならば、このことを理解し、彼らの最後の結末を識別することができるでしょう。
29 もしも、知恵があったなら、彼らはこれを悟ったろうに。自分の終わりもわきまえたろうに。

彼らの岩が彼らを引き渡し、主が彼らを救い出してくださったのでなければ、どうして一人が千人を追いかけ、二人で一万人を逃がすことができるでしょうか?
30 彼らの岩が、彼らを売らず、主が、彼らを渡さなかったなら、どうして、ひとりが千人を追い、ふたりが万人を敗走させたろうか。

なぜなら、彼らの岩は私達の岩とは異なり、私達の敵自身も裁判官だからです。
31 まことに、彼らの岩は、私達の岩には及ばない。敵もこれを認めている。

彼らの葡萄の木はソドムの葡萄の木とゴモラの畑の葡萄の木から出たものです。
彼らの葡萄は胆汁の葡萄であり、その房は苦いものです。
32 ああ、彼らの葡萄の木は、ソドムの葡萄の木から、ゴモラの葡萄畑からのもの。彼らの葡萄は毒葡萄、そのふさは苦みがある。

彼らの葡萄酒は蛇の毒であり、アスプの残酷な毒です。
33 その葡萄酒は蛇の毒、コブラの恐ろしい毒です。

「 これは私の蔵に保管され、私の宝物庫に封印されているではないか。
34 「これは私のもとにたくわえてあり、私の倉に閉じ込められているではないか。

復讐は私のもの、彼らの足が滑る時に対する報い。 
なぜなら、彼らの災難の日は近づいており、彼らに降りかかることは急いでいるからです。
35 復讐と報いとは、私のもの、それは、かれらの足がよろめく時のため。彼らのわざわいの日は近く、来るべきことが、すみやかに来るからだ。」

主はその民を裁き、その僕達のために悔い改められるからです。 
彼らの滞在が終わり、誰も残っていないのを見た時、黙るか放っておかれるか。
36 主は御民をかばい、主のしもべらをあわれむ。彼らの力が去って行き、奴隷も、自由の者も、いなくなるのを見られる時に。

そして、主はこう言われます。
「彼らの神、彼らが信頼していた岩はどこにあるのか?」
37 主は言われる。
「彼らの神々は、どこにいるのか。彼らが頼みとした岩はどこにあるのか。

誰が彼らのいけにえの脂肪を食べ、彼らの注ぎの捧げ物の葡萄酒を飲んだのか?
彼が立ち上がってあなたを助け、彼にあなたの保護になってもらえ!
38 かれらのいけにえの脂肪を食らい、彼らの注ぎの葡萄酒を飲んだ者はどこにいるのか。彼らを立たせて、あなたがたを助けさせ、あなたがたの盾とならせよ。

今、見よ!わたし、わたしさえもが神であり、わたしとともに神はいない。 
わたしは殺し、そして、生かす。わたしは傷を負わせ、そして、わたしは癒す。 
そして、わたしの手から救い出すことができる者は誰もいない。
39 今、見よ。私こそ、それなのだ。私のほかに神はいない。私は殺し、また生かす。私は傷つけ、またいやす。私の手から救い出せる者はいない。

わたしは手を天に上げて言う。
『わたしは永遠に生きる。
40 まことに、私は誓って言う。
『私は永遠に生きる。

わたしが光り輝く剣を研ぎ、わたしの手が裁きをつかめば、わたしはわたしの敵対者達に復讐し、わたしを憎む者どもに報復する。
41 私がきらめく剣をとぎ、手にさばきを握る時、私は仇に復讐をし、私を憎む者達に報いよう。

わたしはわたしの矢を血に酔わせ、わたしの剣は肉を食い尽くすだろう。
殺された者と捕虜の血で、敵の長い髪の頭から。』」
42 私の矢を血に酔わせ、私の剣に肉を食わせよう。
刺し殺された者や捕らわれた者の血を飲ませ、髪を乱している敵の頭を食わせよう。』」

諸国民よ!神の民のために声高らかに歌いなさい!
なぜなら、神はその僕達の血に復讐し、敵対者に復讐し、彼の民の土地のために償いをするからです。 
43 諸国の民よ。御民のために喜び歌え。主が、ご自分のしもべの血のかたきを討ち、ご自分の仇に復讐をなし、ご自分の民の地の贖いをされるから。

そこで、モーセがやって来て、ヌンの子ホシェアとこの歌の言葉をすべて民の耳に告げました。
44 モーセはヌンの子ホセアといっしょに行って、この歌のすべての言葉を、民に聞こえるように唱えた。

そして、モーセイスラエル全土にこれらすべての言葉を語り終えた時、
45 モーセイスラエルのすべての人々に、この言葉をみな唱え終えてから、

主は彼らに言いました。
「今日、わたしがあなたがたに対して証言するすべての言葉を心に留めなさい!
それは、あなたがたが自分の子供達に、この御教えのすべての言葉を守るように課すためです。
46 彼らに言った。
「あなたがたは、私が、きょう、あなたがたを戒めるこのすべての言葉を心に納めなさい。それをあなたがたの子ども達に命じて、このみ教えのすべての言葉を守り行わせなさい。

それはあなたがたにとって無駄なことではない。 
それはあなたがたの人生だから、このことを通してあなたがたはヨルダン川を渡ってそれを手に入れるために、その地での日々を延ばすことになるだろう。」
47 これは、あなたがたにとって、むなしい言葉ではなく、あなたがたのいのちですからだ。この言葉により、あなたがたは、ヨルダンを渡って、所有しようとしている地で、長く生きることができる。」

その日、主はモーセにこう言われました。
48 この同じ日に、主はモーセに告げて仰せられた。

「あなたはあなた自身をこのアバリムの山、エリコと対峙するモアブの地にあるネボ山まで連れて行きなさい!
そして、見よ!カナンの地を!
わたしはイスラエルの子孫達に所有物として与える。
49 「エリコに面したモアブの地のこのアバリム高地のネボ山に登れ。私がイスラエル人に与えて所有させようとしているカナンの地を見よ。

そして、あなたは登った山で死に、あなたの民に集められなさい!
あなたの兄弟アロンがホル山で亡くなり、彼の民に集められたように。
50 あなたの兄弟アロンがホル山で死んでその民に加えられたように、あなたもこれから登るその山で死に、あなたの民に加えられよ。

あなたがたは、ジンの荒野、メリバト・カデシュの水辺で、イスラエルの人々の真っ只中にいて、わたしに背いたからだ。 
あなたがたがイスラエルの子孫達の真っ只中でわたしを聖別したのではないからだ。
51 あなたがたがツィンの荒野のメリバテ・カデシュの水のほとりで、イスラエル人の中で、私に対して不信の罪を犯し、私の神聖さをイスラエル人の中に現さなかったからです。

あなたは遠くの地を見るだろう。 
しかし、わたしがイスラエルの子孫達に与える地に、あなたは行ってはならない!」
52 あなたは、私がイスラエルの人々に与えようとしている地を、はるかにながめることはできるが、その地へ入って行くことはできない。」


1 天よ。耳を傾けよ。私は語ろう。地よ。聞け。私の口の言葉を。
2 私の教えは、雨のように下り、私の言葉は、露のようにしたたる。若草の上の小雨のように。青草の上の夕立のように。
3 私が主の御名を告げ知らせるのだから、栄光を私達の神に帰せよ。
4 主は岩。主の御業は完全。まことに、主の道はみな正しい。主は真実の神で、偽りがなく、正しい方、直ぐな方です。
5 主をそこない、その汚れで、主の子孫達ではない、よこしまで曲がった世代。
6 あなたがたはこのように主に恩を返すのか。愚かで知恵のない民よ。主はあなたを造った父ではないか。主はあなたを作り上げ、あなたを堅く建てるのではないか。
7 昔の日々を思い出し、代々の年を思え。あなたの父に問え。彼はあなたに告げ知らせよう。長老達に問え。彼らはあなたに話してくれよう。
8 「いと高き方が、国々に、相続地を持たせ、人の子孫達を、振り当てられた時、イスラエルの子孫達の数にしたがって、国々の民の境を決められた。
9 主の割り当て分はご自分の民ですから、ヤコブは主の相続地です。
10 主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分のひとみのように、これを守られた。
11 鷲が巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に載せて行くように。
12 ただ主だけでこれを導き、主とともに外国の神は、いなかった。
13 主はこれを、地の高い所に上らせ、野の産物を食べさせた。主は岩からの蜜と、堅い岩からの油で、これを養い、
14 牛の凝乳と、羊の乳とを、最良の子羊とともに、バシャンのものです雄羊と、雄やぎとを、小麦の最も良いものとともに、食べさせた。あわ立つ葡萄の血をあなたは飲んでいた。」
15 エシュルンは肥え太った時、足でけった。あなたはむさぼり食って、肥え太った。自分を造った神を捨て、自分の救いの岩を軽んじた。
16 彼らは異なる神々で、主のねたみを引き起こし、忌みきらうべきことで、主の怒りを燃えさせた。
17 神ではない悪霊どもに、彼らはいけにえを捧げた。それらは彼らの知らなかった神々、近ごろ出てきた新しい神々、先祖が恐れもしなかった神々だ。
18 あなたは自分を生んだ岩をおろそかにし、産みの苦しみをした神を忘れてしまった。
19 主は見て、彼らを退けられた。主の息子と娘達への怒りのために。
20 主は言われた。「私の顔を彼らに隠し、彼らの終わりがどうなるかを見よう。彼らは、ねじれた世代、真実のない子孫達ですから。
21 彼らは、神でないもので、私のねたみを引き起こし、彼らのむなしいもので、私の怒りを燃えさせた。私も、民ではないもので、彼らのねたみを引き起こし、愚かな国民で、彼らの怒りを燃えさせよう。
22 私の怒りで火は燃え上がり、よみの底にまで燃えて行く。地とその産物を焼き尽くし、山々の基まで焼き払おう。
23 わざわいを彼らの上に積み重ね、私の矢を彼らに向けて使い尽くそう。
24 飢えによる荒廃、災害による壊滅、激しい悪疫、野獣のきば、これらを地をはう蛇の毒とともに、彼らに送ろう。
25 外では剣が人を殺し、内には恐れがある。若い男も若い女も乳飲み子も、白髪の老人もともどもに。
26 私は彼らを粉々にし、人々から彼らの記憶を消してしまおうと考えたであろう。
27 もし、私の敵のののしりを気づかっていないのだったら。—彼らの仇が誤解して、『われわれの手で勝ったのだ。これはみな主がしたのではない』と言うといけない。」
28 まことに、彼らは思慮の欠けた国民、彼らのうちに、英知はない。
29 もしも、知恵があったなら、彼らはこれを悟ったろうに。自分の終わりもわきまえたろうに。
30 彼らの岩が、彼らを売らず、主が、彼らを渡さなかったなら、どうして、ひとりが千人を追い、ふたりが万人を敗走させたろうか。
31 まことに、彼らの岩は、私達の岩には及ばない。敵もこれを認めている。
32 ああ、彼らの葡萄の木は、ソドムの葡萄の木から、ゴモラの葡萄畑からのもの。彼らの葡萄は毒葡萄、そのふさは苦みがある。
33 その葡萄酒は蛇の毒、コブラの恐ろしい毒です。
34 「これは私のもとにたくわえてあり、私の倉に閉じ込められているではないか。
35 復讐と報いとは、私のもの、それは、かれらの足がよろめく時のため。彼らのわざわいの日は近く、来るべきことが、すみやかに来るからだ。」
36 主は御民をかばい、主のしもべらをあわれむ。彼らの力が去って行き、奴隷も、自由の者も、いなくなるのを見られる時に。
37 主は言われる。「彼らの神々は、どこにいるのか。彼らが頼みとした岩はどこにあるのか。
38 かれらのいけにえの脂肪を食らい、彼らの注ぎの葡萄酒を飲んだ者はどこにいるのか。彼らを立たせて、あなたがたを助けさせ、あなたがたの盾とならせよ。
39 今、見よ。私こそ、それなのだ。私のほかに神はいない。私は殺し、また生かす。私は傷つけ、またいやす。私の手から救い出せる者はいない。
40 まことに、私は誓って言う。『私は永遠に生きる。
41 私がきらめく剣をとぎ、手にさばきを握る時、私は仇に復讐をし、私を憎む者達に報いよう。
42 私の矢を血に酔わせ、私の剣に肉を食わせよう。刺し殺された者や捕らわれた者の血を飲ませ、髪を乱している敵の頭を食わせよう。』」
43 諸国の民よ。御民のために喜び歌え。主が、ご自分のしもべの血のかたきを討ち、ご自分の仇に復讐をなし、ご自分の民の地の贖いをされるから。
44 モーセはヌンの子ホセアといっしょに行って、この歌のすべての言葉を、民に聞こえるように唱えた。
45 モーセイスラエルのすべての人々に、この言葉をみな唱え終えてから、
46 彼らに言った。「あなたがたは、私が、きょう、あなたがたを戒めるこのすべての言葉を心に納めなさい。それをあなたがたの子ども達に命じて、このみ教えのすべての言葉を守り行わせなさい。
47 これは、あなたがたにとって、むなしい言葉ではなく、あなたがたのいのちですからだ。この言葉により、あなたがたは、ヨルダンを渡って、所有しようとしている地で、長く生きることができる。」
48 この同じ日に、主はモーセに告げて仰せられた。
49 「エリコに面したモアブの地のこのアバリム高地のネボ山に登れ。私がイスラエル人に与えて所有させようとしているカナンの地を見よ。
50 あなたの兄弟アロンがホル山で死んでその民に加えられたように、あなたもこれから登るその山で死に、あなたの民に加えられよ。
51 あなたがたがツィンの荒野のメリバテ・カデシュの水のほとりで、イスラエル人の中で、私に対して不信の罪を犯し、私の神聖さをイスラエル人の中に現さなかったからです。
52 あなたは、私がイスラエルの人々に与えようとしている地を、はるかにながめることはできるが、その地へ入って行くことはできない。」

Give ear, ye heavens, and I will speak; and let the earth hear the words of my mouth.
2 My doctrine shall drop as the rain, my speech shall distil as the dew; as the small rain upon the tender grass, and as the showers upon the herb.
3 For I will proclaim the name of the LORD; ascribe ye greatness unto our God.
4 The Rock, His work is perfect; for all His ways are justice; a God of faithfulness and without iniquity, just and right is He.
5 Is corruption His? No; His children's is the blemish; a generation crooked and perverse.
6 Do ye thus requite the LORD, O foolish people and unwise? is not He thy father that hath gotten thee? hath He not made thee, and established thee?
7 Remember the days of old, consider the years of many generations; ask thy father, and he will declare unto thee, thine elders, and they will tell thee.
8 When the Most High gave to the nations their inheritance, when He separated the children of men, He set the borders of the peoples according to the number of the children of Israel.
9 For the portion of the LORD is His people, Jacob the lot of His inheritance.
10 He found him in a desert land, and in the waste, a howling wilderness; He compassed him about, He cared for him, He kept him as the apple of His eye.
11 As an eagle that stirreth up her nest, hovereth over her young, spreadeth abroad her wings, taketh them, beareth them on her pinions--
12 The LORD alone did lead him, and there was no strange god with Him.
13 He made him ride on the high places of the earth, and he did eat the fruitage of the field; and He made him to suck honey out of the crag, and oil out of the flinty rock;
14 Curd of kine, and milk of sheep, with fat of lambs, and rams of the breed of Bashan, and he-goats, with the kidney-fat of wheat; and of the blood of the grape thou drankest foaming wine.
15 But Jeshurun waxed fat, and kicked--thou didst wax fat, thou didst grow thick, thou didst become gross--and he forsook God who made him, and contemned the Rock of his salvation.
16 They roused Him to jealousy with strange gods, with abominations did they provoke Him.
17 They sacrificed unto demons, no-gods, gods that they knew not, new gods that came up of late, which your fathers dreaded not.
18 Of the Rock that begot thee thou wast unmindful, and didst forget God that bore thee.
19 And the LORD saw, and spurned, because of the provoking of His sons and His daughters.
20 And He said: 'I will hide My face from them, I will see what their end shall be; for they are a very froward generation, children in whom is no faithfulness.
21 They have roused Me to jealousy with a no-god; they have provoked Me with their vanities; and I will rouse them to jealousy with a no-people; I will provoke them with a vile nation.
22 For a fire is kindled in My nostril, and burneth unto the depths of the nether-world, and devoureth the earth with her produce, and setteth ablaze the foundations of the mountains.
23 I will heap evils upon them; I will spend Mine arrows upon them;
24 The wasting of hunger, and the devouring of the fiery bolt, and bitter destruction; and the teeth of beasts will I send upon them, with the venom of crawling things of the dust.
25 Without shall the sword bereave, and in the chambers terror; slaying both young man and virgin, the suckling with the man of gray hairs.
26 I thought I would make an end of them, I would make their memory cease from among men;
27 Were it not that I dreaded the enemy's provocation, lest their adversaries should misdeem, lest they should say: Our hand is exalted, and not the LORD hath wrought all this.'
28 For they are a nation void of counsel, and there is no understanding in them.
29 If they were wise, they would understand this, they would discern their latter end.
30 How should one chase a thousand, and two put ten thousand to flight, except their Rock had given them over and the LORD had delivered them up?
31 For their rock is not as our Rock, even our enemies themselves being judges.
32 For their vine is of the vine of Sodom, and of the fields of Gomorrah; their grapes are grapes of gall, their clusters are bitter;
33 Their wine is the venom of serpents, and the cruel poison of asps.
34 'Is not this laid up in store with Me, sealed up in My treasuries?
35 Vengeance is Mine, and recompense, against the time when their foot shall slip; for the day of their calamity is at hand, and the things that are to come upon them shall make haste.
36 For the LORD will judge His people, and repent Himself for His servants; when He seeth that their stay is gone, and there is none remaining, shut up or left at large.
37 And it is said: Where are their gods, the rock in whom they trusted;
38 Who did eat the fat of their sacrifices, and drank the wine of their drink-offering? let him rise up and help you, let him be your protection.
39 See now that I, even I, am He, and there is no god with Me; I kill, and I make alive; I have wounded, and I heal; and there is none that can deliver out of My hand.
40 For I lift up My hand to heaven, and say: As I live for ever,
41 If I whet My glittering sword, and My hand take hold on judgment; I will render vengeance to Mine adversaries, and will recompense them that hate Me.
42 I will make Mine arrows drunk with blood, and My sword shall devour flesh; with the blood of the slain and the captives, from the long-haired heads of the enemy.'
43 Sing aloud, O ye nations, of His people; for He doth avenge the blood of His servants, and doth render vengeance to His adversaries, and doth make expiation for the land of His people. {P}
44 And Moses came and spoke all the words of this song in the ears of the people, he, and Hoshea the son of Nun.
45 And when Moses made an end of speaking all these words to all Israel,
46 he said unto them: 'Set your heart unto all the words wherewith I testify against you this day; that ye may charge your children therewith to observe to do all the words of this law.
47 For it is no vain thing for you; because it is your life, and through this thing ye shall prolong your days upon the land, whither ye go over the Jordan to possess it.' 
48 And the LORD spoke unto Moses that selfsame day, saying:
49 'Get thee up into this mountain of Abarim, unto mount Nebo, which is in the land of Moab, that is over against Jericho; and behold the land of Canaan, which I give unto the children of Israel for a possession;
50 and die in the mount whither thou goest up, and be gathered unto thy people; as Aaron thy brother died in mount Hor, and was gathered unto his people.
51 Because ye trespassed against Me in the midst of the children of Israel at the waters of Meribath-kadesh, in the wilderness of Zin; because ye sanctified Me not in the midst of the children of Israel.
52 For thou shalt see the land afar off; but thou shalt not go thither into the land which I give the children of Israel.'