ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

ヘブライ語と英語のインターリニア旧約聖書を日本語訳にしています。

伝道者の書10章

伝道者の書10章


ハエの死骸は調香師の軟膏を悪臭と腐敗に変えます。
同様に、少しの愚かさは知恵や名誉よりも重いです。
Dead flies cause the ointment of the apothecary to send forth a stinking savour so doth a little folly him that is in reputation for wisdom and honour
1 死んだはえは、調合した香油を臭くし、発酵させる。少しの愚かさは、知恵や栄誉よりも重い。


賢者の心は右手にあるが、愚者の心は左手にある。
2 知恵ある者の心は右に向き、愚かな者の心は左に向く。

 

また、愚か者が道を歩く時、理解力が足りず、誰にでも自分は愚か者だということを表す。
Yea also, when a fool walketh by the way, his understanding faileth him, and he saith to every one that he is a fool.
3 愚かな者が道を行くとき、思慮に欠けている。自分が愚かであることを、みなに知らせる。


伝道者の書10章4節

もし、支配者の心があなたに立ち向かってきても、あなたの場所を離れないように!
和解は大きないくつもの罪を鎮めるからです。

もし、支配者の心があなたに立ち向かってきても{カル態未完了形}、あなたの場所を離れないように!{ヒフイル態未完了形命令形}和解{優しさ}は大きないくつもの罪を鎮める{和らげる}からです。{ヒフイル態未完了形}
{不治の病、癒し、治療、健全、健康、降伏:ラファから。適切に、治癒的、すなわち文字通り(具体的に)薬、または(抽象的に)治療法。比喩的に(具体的に)救い、または(抽象的に)穏やかさ -- *1cure(-able)、healing(-lth)、救済、健全、健全、降伏}
{与える、投げ捨てる、横たわる、上へ、残す、ましてやまる、なだめ、なだめる、場所}
If the spirit of the ruler rise up against thee, leave not thy place; for gentleness allayeth great offences.
4 支配者があなたに向かって立腹しても、あなたはその場を離れてはならない。冷静は大きな罪を犯さないようにするから。


私が日の下で見た悪がある。それは支配者から出る過失{誤り}のようなものである。
5 私は、日の下に一つの悪があるのを見た。それは権力者の犯す過失のようなものである。


愚かな者が非常に高いいくつもの位に置かれている。そして、金持ち達は低い所に座っている。
Folly is set on great heights, and the rich sit in low place.
6 愚か者が非常に高い位につけられ、富む者が低い席に着けられている。


 私は馬に乗った僕達、地の上を僕のように歩く君主達を見た。
7 私は奴隷達が馬に乗り、君主達が奴隷のように地を歩くのを見た。


穴を掘る者はその中に落ち、塀を破る者は蛇にかまれる。
8 穴を掘る者はそれに落ち込み、石垣をくずす者は蛇にかまれる。


石を切り出す者はそのせいで傷つき、木を切る者はそのせいで危うくなる。
9 石を切り出す者は石で傷つき、木を割る者は木で危険にさらされる。


伝道者の書10章10節

もし、斧がとても鈍くて刃が研げない場合は、その者はもっと力を入れなければなりません。
しかし、知恵は成功に導くことに有効です。

もし、斧がとても鈍くて{ピエル態完了形}刃が研げない場合は、その者はもっと力を入れなければなりません。{ピエル態未完了形}
しかし、知恵は成功に導くことに有効です。{ヒフイル態}
10 もし斧が鈍くなったとき、その刃をとがないと、もっと力がいる。
しかし知恵は人を成功させるのに益になる。


蛇が魅了される前に噛んだ場合、魅了する側には何の益もありません。
11 もし蛇がまじないにかからずにかみつくなら、それは蛇使いに何の益にもならない。


知者の口のいくつもの言葉は恵み深いです。
しかし、愚かな者の唇は自分をひどく飲み込みます。
12 知恵ある者が口にすることばは優しく、愚かな者のくちびるはその身を滅ぼす。


彼の口の言葉の初めは愚かであり、彼の話の終わりは悲しむべき狂気である。
13 彼が口にすることばの始まりは、愚かなこと、彼の口の終わりは、みじめな狂気。


愚か者はまた言葉を重ねます。人{アダム}は何が起こるかを知りません。
彼の後に起こることを、誰が彼に言うことができるでしょうか。
14 愚か者はよくしゃべる。人はこれから起こることを知らない。これから後に起こることをだれが告げることができよう。


愚かな者どもの労苦は彼らをひどく疲れさせる。彼は都に行く道さえも知らないからだ。
15 愚かな者の労苦は、おのれを疲れさせる。彼は町に行く道さえ知らない。


伝道者の書10章16節

おぉ、災いだ。おまえには。その国!
おまえの王が子どもであり、あなたの首長達が朝から宴会をする時。

おぉ、災いだ。おまえには。その国!あなたの王が子どもであり、あなたの首長達が朝から宴会{いくつもの御馳走}をする時。{カル態未完了形}
16 わざわいなことよ。あなたの王が子どもであって、あなたの首長達が朝から食事をする国は。


あなたに祝福あれ!{幸いだ}国よ!あなたの王が貴族達の息子であり、あなたの首長達が酔うためにではなく力をつけるために時宜にかなったいくつもの食事をする時。
17 幸いなことよ。あなたの王が貴族の出であって、あなたの首長達が、酔うためでなく、力をつけるために、定まった時に、食事をする国は。


怠けているせいで建物は朽ち果て、手の怠惰で家は雨漏りする。
18 なまけていると天井が落ち、手をこまねいていると雨漏りがする。


伝道者の書10章19節

笑うために宴会は行われ、ぶどう酒はとても陽気にさせ、金はすべてのことに答える。

笑うために宴会{パン、食事}は行われ{カル態}、ぶどう酒はとても陽気にさせ{ピエル態未完了形}、金はすべてのことに答える。{応じる・解決する:カル態未完了形}
{歌って、叫んで、証しして、発表する:適切に、目を見るか、(一般的に)注意を払う、つまり注意を払う。暗黙のうちに、応答する。拡張による。話し始めること。具体的には、歌う、叫ぶ、証しする、告げる、説明する、苦しめる(アナと間違えて)、答える、低くする(アナと間違える)、泣く、聞く、傾く、上げ上げ、言う、X学者、(与える)叫ぶ、歌う、話す、証しする、発する、証しする}
19 食事をするのは笑うため。ぶどう酒は人生を楽しませる。金銭はすべての必要に応じる。


伝道者の書10章20節

あなたの考えの中でさえも王を決して呪わないように!
また、あなたの寝室で金持ちを決して呪わないように!
空の鳥があなたの声を運び、翼のあるものがその事を告げるからだ。

あなたの考えの中でさえも王を決して呪わないように!{ピエル態未完了形}
また、あなたの寝室で金持ちを決して呪わないように!{ピエル態未完了形}
空の鳥があなたの声を運び{ヒフイル態未完了形;may}、翼のあるものがその事を告げるからだ。{ヒフイル態未完了形;may}
20 王をのろおうと、ひそかに思ってはならない。寝室でも富む者をのろってはならない。なぜなら、空の鳥がその声を持ち運び、翼のあるものがそのことを告げるからだ。

 

1 死んだはえは、調合した香油を臭くし、発酵させる。少しの愚かさは、知恵や栄誉よりも重い。
2 知恵ある者の心は右に向き、愚かな者の心は左に向く。
3 愚かな者が道を行くとき、思慮に欠けている。自分が愚かであることを、みなに知らせる。
4 支配者があなたに向かって立腹しても、あなたはその場を離れてはならない。冷静は大きな罪を犯さないようにするから。
5 私は、日の下に一つの悪があるのを見た。それは権力者の犯す過失のようなものである。
6 愚か者が非常に高い位につけられ、富む者が低い席に着けられている。
7 私は奴隷達が馬に乗り、君主達が奴隷のように地を歩くのを見た。
8 穴を掘る者はそれに落ち込み、石垣をくずす者は蛇にかまれる。
9 石を切り出す者は石で傷つき、木を割る者は木で危険にさらされる。
10 もし斧が鈍くなったとき、その刃をとがないと、もっと力がいる。しかし知恵は人を成功させるのに益になる。
11 もし蛇がまじないにかからずにかみつくなら、それは蛇使いに何の益にもならない。
12 知恵ある者が口にすることばは優しく、愚かな者のくちびるはその身を滅ぼす。
13 彼が口にすることばの始まりは、愚かなこと、彼の口の終わりは、みじめな狂気。
14 愚か者はよくしゃべる。人はこれから起こることを知らない。これから後に起こることをだれが告げることができよう。
15 愚かな者の労苦は、おのれを疲れさせる。彼は町に行く道さえ知らない。
16 わざわいなことよ。あなたの王が子どもであって、あなたの首長達が朝から食事をする国は。
17 幸いなことよ。あなたの王が貴族の出であって、あなたの首長達が、酔うためでなく、力をつけるために、定まった時に、食事をする国は。
18 なまけていると天井が落ち、手をこまねいていると雨漏りがする。
19 食事をするのは笑うため。ぶどう酒は人生を楽しませる。金銭はすべての必要に応じる。
20 王をのろおうと、ひそかに思ってはならない。寝室でも富む者をのろってはならない。なぜなら、空の鳥がその声を持ち運び、翼のあるものがそのことを告げるからだ。


Dead flies make the ointment of the perfumer fetid and putrid; so doth a little folly outweigh wisdom and honour.
2 A wise man's understanding is at his right hand; but a fool's understanding at his left.
3 Yea also, when a fool walketh by the way, his understanding faileth him, and he saith to every one that he is a fool.
4 If the spirit of the ruler rise up against thee, leave not thy place; for gentleness allayeth great offences.
5 There is an evil which I have seen under the sun, like an error which proceedeth from a ruler:
6 Folly is set on great heights, and the rich sit in low place.
7 I have seen servants upon horses, and princes walking as servants upon the earth.
8 He that diggeth a pit shall fall into it; and whoso breaketh through a fence, a serpent shall bite him.
9 Whoso quarrieth stones shall be hurt therewith; and he that cleaveth wood is endangered thereby.
10 If the iron be blunt, and one do not whet the edge, then must he put to more strength; but wisdom is profitable to direct.
11 If the serpent bite before it is charmed, then the charmer hath no advantage.
12 The words of a wise man's mouth are gracious; but the lips of a fool will swallow up himself.
13 The beginning of the words of his mouth is foolishness; and the end of his talk is grievous madness.
14 A fool also multiplieth words; yet man knoweth not what shall be; and that which shall be after him, who can tell him?
15 The labour of fools wearieth every one of them, for he knoweth not how to go to the city.
16 Woe to thee, O land, when thy king is a boy, and thy princes feast in the morning!
17 Happy art thou, O land, when thy king is a free man, and thy princes eat in due season, in strength, and not in drunkenness!
18 By slothfulness the rafters sink in; and through idleness of the hands the house leaketh.
19 A feast is made for laughter, and wine maketh glad the life; and money answereth all things.
20 Curse not the king, no, not in thy thought, and curse not the rich in thy bedchamber; for a bird of the air shall carry the voice, and that which hath wings shall tell the matter.

*1:in-